今日の健康
health today
非周期的にやってくる頭痛を伴う目の奥の激痛の主要な原因の一つに対処する
2022年3月15日 ―首、肩、肩甲骨周辺の痛みや違和感で来院される方のうち、年に2,3名ほどではありますが、これに頭痛を伴う目の奥の激痛を訴えられる方がおられます。
先日も、同様の訴えをされる方がお越しになり、一度病院で診てもらうように勧めると、病院では(検査の範囲内では)どうも(異常は)ないと言われたそうです。
原因を探ろうと話を伺っておりますと、過去に何度か聞いたことのある言葉が出てきました。それは筆者自らの経験済みの言葉と符合するものでもあって、この症状の主な原因として、あるいは疑因消去法で真っ先に解消したほうが良いであろうものでした。
逆のぼって見ると、二日酔いの症状をもたらす飲酒や、鼻炎薬、安定剤や眠剤などは服用しておられないことを前提としたこのような目の奥の激痛を伴う頭痛の発生機序には、一つのパーターン的な特徴があるようです。
こうした症状をお持ちの方は共通して多少の慢性的な不眠傾向を持っておられ、発作のおおよそ2,3日前頃からこの不眠は本格化し、それと並行して、この激しい目の奥の痛みの発作のタイミングも、何かの都合で日常的なカフェインタイムの恩恵にあずかれない事態に陥ってからその2,3日後に訪れます。
つまり今回のこの独特の不快な症状を引き起こしているのは、コーヒー豆やお茶の葉、チョコレートや栄養ドリンク剤などに含まれているカフェインの薬理作用によるもので、これが体内から抜ける過程で離脱症状を引き起こす場合は、一般的にカフェイン中毒と呼ばれます。
カフェインは、適度な量の摂取であれば集中力を高めたり体の機能を高めたりしてくれるので良いのですが、問題となるのはその量で、彼らが毎日摂取しているそのカフェインの量は、コーヒーに換算した場合、一般的なコーヒーカップ150mlの4〜6杯分に相当します。
このカフェイン量は、成人が習慣的な不眠傾向と、非周期的で一見予測不可能に思えるあの恐怖の頭痛に見舞われつつも数日で収まってしまう不可解な症状を身に招く量なのです。
そういうわけで、カフェイン摂取量が日常的に高く、病院で健康であるとのお墨付きを経た方で、激痛の片目を押さえながらおいでになられる方は、たいていカフェイン切れを起こしておられるのです。
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