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今日の健康
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傷の回復におけるビフィズス菌の役割をロシアの研究が解明する

ビフィズス菌ヨーグルト

2023年12月20日 今日付けのSPUTNIKの話題による ― チュメン国立医科大学 (TyumSMU) の研究者たちは、ビフィズス菌 (ビフィズス菌ビフィダム) に関する最新の研究で医療分野に新境地を開拓しており、

このほど、「Medical Immunology」に掲載されたこの画期的な研究は、これらの細菌の二次代謝物が、切り傷や火傷を含む皮膚の傷の治癒をどのように大幅に向上させるのかを明らかにしました。

この発見はこれらの利点を活用した革新的な薬用スプレーや軟膏への道を切り開くもので、この研究が、治癒過程におけるコラーゲンやエラスチンなどの必須要素を産生する皮膚細胞である線維芽細胞において重要な役割を果たすことを強調しています。

ヒトの(腸内)細菌叢に必須のビフィズス菌が、これらの皮膚細胞にプラスの影響を与えることを明らかにしたTyumSMUの同研究班は、この作用は、皮膚の修復機構を刺激するための有望な方法だと考えています。

ビフィズス菌の上清 (固体粒子が沈降した後に残る液体) がヒトの線維芽細胞に及ぼす影響を詳細に研究した同研究者らは、この細菌の二次代謝物がエラスチン、コラーゲン、そしてさまざまなサイトカインの産生を促進し、これらが総合的に創傷治癒過程を加速するという興奮を誘う発見をしました。

同研究班は、これらの代謝物がコラーゲンを産生する皮膚細胞に応力反応を引き起こし、その結果、有害な副作用もなしに健康な組織の成長を促進すると説明しています。

TyumSMU微生物学部門の主要成員であるエレナ・コストロモワ准教授は、彼らの発見の実際の応用について、「このビフィズス菌ビフィダムの上清は、軽度の切り傷から重度の火傷まで、広範囲の創傷のより迅速で傷跡のない治癒を保証する治療法の開発に大きな期待が持てます。」と詳述しています。

コストロモワ教授はまた、この研究がより広範な意味合いを持つことを指摘し、体の正常な細菌叢が免疫調節や組織再生にどのような影響を与えるかについてのより良い理解につながる可能性があることを示唆した上で、

これらの有望な結果を受けて、TyumSMUは有用微小細菌の治癒特性に関する調査研究を継続し、将来は、潜在的により多くの医学的進歩を解明する予定ですと述べています。



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