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ウクライナ紛争は米国の30年にわたる対ロシア戦争の一環です ― エリトリア大統領

エリトリアのイサイアス・アフヴェルキ大統領

2023年6月5日 2日付のSPUTNIKの話題による ― ロシア・ウクライナ紛争は、実際にはNATOによって宣言され、ワシントンが過去30年間にわたってモスクワに対して当てられた戦争であるとエリトリアのイサイアス・アフヴェルキ大統領はスプートニクに語っています。

紅海沿岸に位置するアフリカの角の国エリトリアは、モスクワのウクライナ非武装化と脱ナチス化特別作戦開始後の2022年3月に、国連総会で欧米の後援を受けた反ロシア決議案に反対票を投じた5ヵ国の一つとなりました。

後に同アフリカ国家は、ロシアに対して兵器化された西側の前例のない制裁体制を断固として非難しました。それでは、エリトリアの強固たるその姿勢の背後には一体何があるのでしょうか?

アフヴェルキ大統領は、「これは我々がロシア連邦に好意を抱いているからではありません」とスプートニク・アフリカに語りました。

「『ウクライナでの戦争』あるいは『ロシア連邦とウクライナ間の戦争』というこの考えは全く真実ではありません。これは過去30年間にわたってNATOとワシントンによってロシア連邦に対して宣言した戦争なのです。それですからロシアには自国を守る権利があります。

国家を征服するのに、武力またはあらゆる類の強制を強要したりすることなどできません。これは弱肉強食の掟であり受け入れられるものではありません。私たちはこの弱肉強食の掟から抜け出す必要があり、人々は人間らしく自由に生きなければなりません。

私たちの立場は非常に明確でした。私たちは封じ込めに反対です。私たちは一国の支配や覇権に反対します。それを受け入れることはできません。そして、こうした覇権主義的な政策に反対するロシア連邦への我々の支持は、自然な現象であり結果でもあったのです。」

同大統領によれば、この構想は実際には冷戦終結とソ連崩壊の直後から始まったといいます。当時、米国はその一極集中の時を迎えていました。

ワシントンは、世界を自分たちの統制下に置き、それを自分たちの影響圏に分割することで、この瞬間をできるだけ長引かせそうとしました。

同大統領によれば、当時米国が行ったことは単にその影響力を拡大することではなく、米国は他の国々を徹底的に封じ込めることに訴えたといいます。さらに、この封じ込め政策は宣戦布告に等しいものでした。

「なぜなら、世界体系の中で競争できる者または少なくとも何かを共有できる人々を封じ込めるために、封じに封じて封じ込めるという概念がこれらの人たちによって開発されたからです」と述べました。

「そんなことは許されるはずはなく、冷戦時代の背景もありロシアを封じ込めるというこの妄想は過去30年間存在したのです。

それは何も新しいことではありません。もしあなたが一つの国を成長させず、競争させず、それに貢献できないように封じ込めるのであれば、あなたは宣戦布告をしているのと同じなんです。」

エリトリアは欧米諸国の制裁が何を意味するかをよく知っており、この国は10年以上にわたり彼らの圧力に耐えてきました。

ごく最近では、2021年11月に米国は我が国の与党、軍隊、商い業界、公共施設、そして個人に対して一方的な経済制限を打ち放ちました。

またアフリカの角の国は、SWIFT(世界銀行間金融取引協会)機構からも締め出されました。

それにもかかわらず、我が国は欧米諸国に屈することはなく、ロシアが後に最大限の圧力にさらされたときもロシアへの支持を表明し、ロシアの件は他国を強制的に服従させることを目的とした欧米のより広範な戦略の一環であることをアフヴェルキ氏は強調しました。

この戦略の対象となっているのは、ロシアや中国のような大国や強国だけではなく、米国の「覇権概念」にひざまずくことを拒否する事実上すべての国が処罰の対象になるのです。

「私たちには新たな世界秩序が必要です。この新たな世界秩序の必要性は明白であり、それは世界中のすべての人々、すべての国家が必要とするものですとアフヴェルキ大統領は語りました。

私たちはこの封じ込め、現在の封じ込め、ロシアの封じ込め、中国の封じ込め、エリトリアの封じ込めというこの循環から抜け出す必要があります。

ここにも制裁を、あそこにも制裁をとあれこれと罰を与えるとき、それは、直面しているその課題を制限して解決し得る問題ではありません。

課題に向き合うことは一つの行為ですが、その課題の先には何があるのでしょうか? 直面する課題の先にあるものは?私たちはどこへ向かうのかを明確にしなければなりません。

私たちは新しい環境を作り出すための土壌を準備しなければならず、その新しい環境はすべての人のためにあるものでなければならないでしょう。

正義を貫き、諸国家や人々が進歩することは許されるべきです。 それは過渡的な問題だと思いますが、それは事実上失敗に終わった過去30年間の覇権主義的試みから新たな秩序への移行期なのです。

その新たな秩序は、協議の結果として生まれる秩序でなければならないでしょうし、協議とは、二国間、多国間、大陸間の協議です。

最終的には理解に達することができるでしょうし、基本は非常に明確です。」と同大統領は記事の中で締めくくっています。



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