今日の健康
health today
静的筋トレで美脚を得る
2024年8月7日 ― 最近、テレビやネット情報を見ていて、美脚の持ち主が少なくなったと感じるのは筆者だけではないようです。
そう思うようになったのは、当院を訪ねて来られる方の中にも、膝の問題や下肢の見た目の問題で悩んでおられる方が少なからずおられるからであり、この美脚の問題は老若男女を問わず、すべての人の関心事であることがよく分かります。
今回は、「静的筋トレで美脚を得る」というテーマで、美脚とされる足の特徴と、自分は美脚の持ち主ではないと思っておられる方のために、そうなってしまう平凡な原因と簡単な改善方法について語ります。
近年の、足姿を大胆に露出するファッション的な流行により、時折、足美人と肩を並べて立つようなシチュエーションに遭遇する機会もあるでしょう。
人はおおかたこの時に、それまで遊んでいた脳域に美脚という意識が呼び覚まされるのかもしれませんが、ここで知る必要があるのが、一般的に美脚と認知されているその足の姿形でしょう。
検索エンジンで「美脚」を問い合わせると、彼が美脚として定義した、すらりとした足の画像や、か弱い足の画像、ひ弱そうな足の画像を、これがそうだとばかりにブラウザーに一覧表示してくれます。
その一方で、記述内容に対象を絞ってこれを探索すると、美脚をふくよかな足に関連付けて述べているサイトもあります。
結局、美脚も人の好みですからどうでもいい事とはいえ、もう少し先ほどの精度を高めるべく、美脚に共通する点を一つだけ挙げるとすればこれだと思えるものを独断と勇気を奮い起こして次に挙げています。
美脚の形態は、正面直立姿勢時の左右の大腿部(この場合膝から股下にかけての部分)の間から、その後ろの背景が見えないことであるというのが、美脚を語る上での私の譲れない持論部分でもあります。
ですから、この記事で述べている美脚はすべて上に挙げた通り、「背景が見えない」足は、その大きさや長さに関係なくすべて美脚と解釈できるものです。
こうした美脚の途上にある人のその主な原因は、目の前にあるコンビニ店に行くのに、脇に止めた愛車の運転席に向かうような「筋骨無負荷主義者」まがいの下半身の運動不足からくるものであり、自分は美脚の持ち主ではないと思っておられる方の生活習慣そのものだと言えるかもしれません。
通勤通学時に見られるウォーキングは、大腿四頭筋やハムスト筋の強化に多少の効果を見込めるとはいえ、こと美脚に必要な大腿部の、特に内側の筋肉をボリュームアップさせる能力の点においては役不足と言えるでしょう。
冒頭のシルエットの挿絵の右側にあるような足姿を目指したい人は、イスさえあればいつでもどこでも簡単にできる当院オリジナルの「静的美脚筋トレ」を毎日しばらくの間続けてみられることをお勧めします。
美脚に重要な筋肉群
1. 内転筋(恥骨筋、小内転筋、短内転筋、長内転筋、大内転筋、薄筋)
2. ハムスト筋(半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋)
3. 大腿四頭筋(大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋)
「静的美脚筋トレ」のやり方
1. まず、このシルエットにあるようにイスに浅く腰掛けてつま先を平行に揃えたら、両ひざのA付近で直径15センチ程度の大きさの適度な硬さのあるもの(例:握りこぶし)を挟みこんで、それをギューッと押し付けて内転筋を鍛えます。きつくなったら力を抜くという動作を適度に繰り返します。
2. 次に、1.で挟んでいたものを取り除いたら、今度はどちらか一方の足のかかとを、他方の足のつま先の前に来るよう縦一列に揃え(図を参照)、その触れ合っているつま先とかかとを前後方向に互いにギューッと強く押し合って、ハムスト筋と大腿四頭筋に負荷をかけます。きつくなったら力を抜き、足を入れ替えて同様の事を繰り返します。
筋肉を鍛える過程で、そこにあった脂肪が幾分か燃焼されますので最初は太もも回りが少し細くなることがあるかもしれませんが、継続することで、そこのボリュームが増して問題の「隙間」がふさがってくるために、体裁の良い美脚を獲得することができるでしょう。
以上が本紙が言うところの「美脚」を得るための、学校や職場で勉強や仕事をしながら行える超簡単な「静的美脚筋トレ」方法です。
多少の筋肉痛が起きる程度の運動量の方が早く効果が表れると思います。継続の励みとなるように、このエクササイズの開始時を含め、「問題のスペース幅」の記録をとられることをアドバイスします。
一つだけ言える確かなことは、美脚と言われる類は、単に痩せさえすれば得られるというものではないということでしょう。
当院では、そうした膝の問題や下肢の見た目の問題で悩んでおられる方のためのサポートも行っています。
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