今日の雑記
Today's trivia
除草剤っていったい何?
2025年7月31日 ― 「除草剤っていったい何?」と漠然とした質問を投げかけると、ほとんどの人は「ラウンドアップ!」とか、「グリホサートのことでしょ」とか、「あの環境に悪いやつ」と答えますが、「草を枯らすやつ!」と答える人はいません。
しかし望んでいた答えは、その何れのものでもありません。
それは、伸びてくる雑草を朝となく夕となく見る度に頭をかしげて思うことであり、後で雨が降るか降らないかといった効き目の心配事や、芽が出てまだ低い背丈にある今のうちに除草剤を噴霧すべきか、それとももう少し待って多様な雑草が出揃ってからにすべきかといった美観と費用が天秤する噴霧時期に関する問題についてでもありません。
それは筆者が最近になって分かってきたことである、農家の人たちが愛用して止まない除草剤が、街の中では敬遠されるべきもであるということについてです。
農家の人は、畑や田んぼに生え出た雑草に除草剤を噴霧し、後日その草が枯れていたら除草作業の目的が果たされたことで喜べますが、草に噴霧するだけで済むこの除草剤の楽な魅力に惹かれて、素人が安易にこれに手を出してしまうと、後でとんでもない目に遭遇することになります。
特に、街中の住宅街の路傍や空き地に生え出た雑草に、ここぞとばかりにこれを使用されてしまうと始末がわるく、除草剤を散布した家主は後で、茶色く立ち枯れした雑草を見て後悔しますが、除草剤の散布賃と労力が災いしてそこの美観の損ないを長引かせます。
結局は、押し入れから引っ張り出してきた麦わら帽子と軍手の出で立ちで、ビニール袋を片手に除草剤を噴霧する前の青々としていた雑草を懐かしみつつ、今では朽ち果てて久しい雑草を刈り取ることになるのです。
春が来て草花が一斉に花を咲かせるこの時期に、道端や空き地で成長している雑草を見るとき、効率の良い除草方法を知ってはいるものの、毎年のように除草剤散布という軽率な考えが頭に浮かんできます。
今年3回目となるその軽率で非効率な経験をしたことで、「除草剤っていったい何?」とつい自問したくなりました。
当人が学習した答えは、除草剤は草が除去されるものではなく「草を枯らす」だけの農薬であり、農家にとってのこれは、畑や田んぼの中で除草剤の散布によって立ち枯れしている方が、少なくとも雑草が生い茂っているよりはありがたいものである一方で、都会や街中でこれを使うと、草が枯れたときに見せる景観の悪さだけの問題ではなく、最終的にはその噴霧時の手間と、それによって枯らされた草を除去する二度の手間が要求されるばかばかしい類の農薬なので、賢い人は街中の住宅街では扱わないほうがよいというものです。
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